ノレン&テングリサーチ2011

今年度の予定

・滋賀テング
 重点調査地の調査継続、昨年見つかった生息地周辺の補足調査、バットボックスプロジェクト
・北陸テング
 生息地探索
・紀伊半島テング
 繁殖地保護、バットパイプ追跡調査
・中部テング
 生息地探索、バットパイプ追跡調査

・紀伊半島ノレン
 繁殖地保護、分散追跡、バットパイプ誘致実験、バットボックスプロジェクト
・長野ノレン
 繁殖地保護、移動調査、バットパイプ追跡調査
・愛知ノレン
 生息地保護、個体定期測定、分布域の明確化
・岐阜ノレン
 生存確認
・北陸ノレン
 年周行動追跡、バットボックスプロジェクト

今年もやるべき事がまだまだあります。活動頻度は落ちますが、協力いただける方をお待ちしています。
調査や保護活動の連絡を受けたい方は、プリント送付用封筒を事務局まで予め送っておいてください。


中部近畿におけるノレン&テングコウモリの保全活動2010

活動の背景
 ノレンコウモリやテングコウモリは絶滅が危惧される種となっているのですが、生息地が数多くは知られていませんでした。
それが、東洋蝙蝠研究所が発足して以来、近年精力的なコウモリ生息地探索を進めた結果、だんだん見つかるようになってきたのです。
 しかし、最近見つかる場所は人工的な場所が思ったより多く、それらは埋め戻しや封鎖されることが各地で起きているので、せっかく見つかった生息地そのものが後を追うようにすぐ失われてしまったりと、住処として脆弱性が高い場所でもあるようなのです。
そこで、急いで現在の生息状況を幅広い地域にわたって見つけて保護すべき場所を挙げていくとともに、代替的な生息環境の創造による保全手法の確立に向けての研究や実践を始めなくてはという声で、これらの地域研究チームを編成して臨んでいます。

実施体制
 主に東洋蝙蝠研究所の会員からなる現地調査隊が毎月現地へ行っています。専門家のスタッフと、地域ごとに協力してくれるボランティアスタッフからなるチームで定点生息地での観察と実験、保護活動の実践をおこなう他、今年は新たな生息地探索にも力を入れています。
 また、外部の哺乳類研究グループやコウモリ調査会との協動によっても情報収集に努めています。

コウモリ保護に加わりませんか?
 この活動は中部地方、近畿地方の非常に広い範囲を対象に進めています。貴重な生息地を失われる前に見つけていきたいと努力をしているのですが、その後地域の財産としての自然を守るような力になっていただける方がそれぞれの場所にいて戴けたらと願っています。
そこで、コウモリ生息洞の「洞守」として、長く関わっていただける方の参加をお待ちしています。あなたの通える範囲に貴重な生息地がある場合に、見守り続けていただけないでしょうか。

もっと簡単、参加協力
 希少なコウモリの生息地とは、行くだけでも大変な場所が多いのです。しかし、保護活動の柱の一つとしておこなっている人工ねぐらの実験を、あなたの身近な里山などでおこなうことで、地域差を求める実践の一環にご協力をしていただけないでしょうか。ご連絡をお待ちしています。

この活動は、2010年度一般財団法人セブン-イレブン記念財団の公募助成を受けました。